大阪に本店を持つ千鳥屋宗家【寛永堂】の和菓子のお土産「大納言清澄」

大阪のおみやげ

「大納言清澄」とは

大納言清澄」は、大阪に本店を持つ千鳥屋宗家の営業する寛永堂という和菓子屋さんで売っているお菓子です。「清澄」とは、澄み切っていて、清らかなさまを言いますが、その名の通り、原材料が、砂糖、寒天、小豆のみという極めてシンプルなもので、余計なものは一切含まれていません。合成保存料や着色料など一切用いられていないので、安心して召し上がることができます。

和食は洋食に比べて、余計なものを引くことによって、材料の良さを引き出すことに重きを置く技法を駆使すると言われていますが、「大納言清澄」は、そうした引き算の美学とも言える、和の精神を体現したお菓子と言うことができるでしょう。正に、「和菓子」の名を冠するに相応しいお菓子なのです。

寛永堂は、創業から400年近く続く老舗と言われていますが、「大納言清澄」には、そうした老舗の矜持を見て取ることができます。

食べた感想

外側はカリっと歯触りが良く、中はプルるんとした舌触りの良い食感となっております。中には、やや堅めでしっとりとした大納言小豆が用いられており、どっしりとした大納言小豆の香りが味に芯を与えています。

桂月堂の「薄小倉」に比べると、重厚感があり、食べ応えのある仕上がりになっています。「薄小倉」は抹茶と相性が良いですが、「大納言清澄」は焙じ茶や煎茶などの日本茶と相性抜群です。夏には冷やしていただくこともでき、「大納言清澄」を食べながら日本茶を飲むと、「和」の良さを味わうことができますよ。

保存料などが用いられておりませんので、賞味期限が短く、日持ちはしませんので、お気をつけ下さい。

お土産を買える場所

お土産でいただくことも多いのですが、私は自分で買うこともあります。関西の主要な百貨店で直接買うこともできますし、ネット上の寛永堂のホームページからでも購入できるようになってます。

値段は1つあたり百数十円と、コスパも良く、ネットでは12個入り(税別1800円)、16個入り(税別2250円)、24個入り(税別3300円)、35個入り(税別4800円)が販売されてますが、私が個人で購入する場合は、6個入りを購入するようにしています。

値段の割には高級感もあり、味も良く、どんな場面でも喜ばれるお土産になると思います。是非、お試し下さい。

製造・販売業者について

製造・販売業者は【寛永堂】です。こちら、創業が寛永7年(1630年)という老舗です。これほど長く続けられるからには何か理由があるんですね。良いものは生き残る、そう思います。

寛永堂には、他にも和菓子が売られているので、色々とお試し下さい。

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