孫三総本家の温泉餅とは?
温泉餅は大正時代から手作りで造り続けられている箱根を代表するお菓子です。つまり、大正・昭和・平成・令和の人から愛されている銘菓なわけです。
ちなみに、昭和を代表する女流詩人の中村汀女は温泉餅に関する詩を書くほどこのお菓子を愛していたそうですよ。
その温泉餅は白玉・羊かん・ゆずからできています。また、水にもこだわりがあり「嬰寿(えいじゅ)の名水」と呼ばれる湧水を使用しています。
食べた感想
温泉餅の食感は、しっとり柔らかく例えるのならつきたてのお餅に似ています。風味は白玉と小豆の味がした後に、ゆずの爽やかな香りが鼻の抜けるという感じです。
個人的にはゆずの香りが個性的で好きでしたね。
この温泉餅と合わせるおススメの飲み物は緑茶です。緑茶の香りとほのかな苦みとの相性がたまりませんからね。温泉餅を食べるときは横に緑茶を用意しておきましょう。
とても美味しかったので、翌日のために少し残しておきましたが、餅が乾燥し劣化していまいました。おそらく、空気を遮断する包装を取り除いたためでしょう。
ですから、開封後はできるだけ素早く食べるようにしましょう。
おすすめできる人・場面
緑茶とよく合うお菓子ですので、緑茶が好きな人に茶菓子としてお渡しすると喜ばれると思います。そのため、お年寄りにより好かれる傾向があると言えます。
先ほど、開封後は劣化していまうと書きましたが、開封するまでなら2週間程度持ちます。ですから、お土産を渡すまでに時間がかかる場合でも問題ないでしょう。
お値段は5個入りで540円、7個入りで750円、10個入りで1080円です。そのため、価格に関しても一般的と言えそうです。不思議なことに、7個入りの商品が一番単価が安いですが…笑
購入できる場所
手作りで生産量が限られているため、購入できる場所も限られています。公式サイトによると下記の場所にて販売しているそうです。
ネットでの注文も受け付けていないそうですが、お電話での注文は可能です。また、電話番号は0460-82-2465となっています。
孫三総本家・花詩の本店
孫三総本家・花詩の強羅店
孫三総本家・花詩の仙石原店
大涌谷の黒玉子館
箱根登山鉄道・湯本駅
その他、一部のホテルや旅館、保養所の売店などで販売しております。引用:箱根銘菓温泉餅
製造・販売業者について
製造・販売業者は「孫三総本家・花詩」です。創業は大正時代で、今回ご紹介した「温泉餅」は創業当初から作っています。
大正、昭和、平成そして令和と時代を経るにつれて多くのものが生まれ廃れました。そのような中、この温泉餅は生き残り続けました。その背景にはお菓子に対する哲学があるはずです。
以上のことから、孫三総本家・花詩の信頼性は歴史が証明していると言えるでしょう。
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